「あなたが素敵な女性になって、愛される理由」って、どんなことだと思う? もし、その答えが実際の自分とかけ離れていることだとすれば、それはとても難しいことだと思ってしまうよね。本を読み漁ったり勉強会に出て「…っていう人がモテる」のは知ってる、「こういうことが大事」ってことも知ってる。でも知れば知るほど「私にはムリ!」って思ってしまってない?
じゃぁ「あなたが愛されない理由」は、どう? 「太っているから」とか「人見知りだから」「出会いがないから」って今の自分のコンプレックスを思い浮かべて答えてない? でもそれって本当なの?
「こういう女性は愛されない」という間違った思い込みは無限に存在します。なかでも、誰もが陥りがちな間違いを挙げてみます。あなたは、そう考えたことある? ない? どんな間違った思い込みをしていたか、改めていきましょう。
間違った思い込み1 「いろんな男性からチヤホヤされてる女性ってプロポーズも多いんだろうな」
私自身もそう思ったことあります。そんなふうに思っているのは、あなただけじゃない。だから、自己嫌悪に陥る必要は全然ないよ。だけど、羨ましいと思って落ち込んだままじゃ、もったいないよね。多くの女性は、最終的に一人の男性にいちばん大事にされたら幸せだよ。たくさんの人が君のことカワイイよって言ってくれたとして「だから、なんなの?」ってこと。チヤホヤは幸せとイコールじゃないよ。しかも私は、一生チヤホヤされ続ける人を見たことがありません。チヤホヤされるのは、いっときです。そのいっときだけを切り取って見て羨ましがることないんだよ、ってこと。たくさんチヤホヤされる人がモテる、結婚が早い。これ、ウソだよ。間違った思い込みです。
間違った思い込み2 「男性は、若い女の子が好き」
これも間違った思い込み。若いときしか愛してくれない男と一生なんかいられない。これから永遠のパートナーとして一緒に生きたいと思ってる人が、若い子だけを好きだとすれば、そんな男、必要ないでしょ? 「女の人を見る目がない男なんて要りません、結構です」って思うのが正解!
じゃぁ、男性がなぜ若い子がいいと言うか? からかい甲斐があるからです。若い女の子は「えー、ナンとかでカンとかで、イヤだー、◯◯さんてオモシロイ、ウフフ」なんて言ったりします。だけど、30代、40代になってくると「ウフ」なんてやってられない。バカバカしいって思う。だけど、男の人は意外と小心者です。冷たい反応をされると凹む。自信を失いやすいのは男の人も同じです。だとすると「ヤダー、◯◯さんはー、ウフフ」と言ってくれる方が声かけやすいでしょ。ただそれだけ。みんながやりたいのはそれですか? 違うよねぇ。つまり、「若い女性が好き」には目的があるということ。私たちがなりたいのは目的を持って愛されることではありません。「君だったら、どういうときでも好きだよ」。そう言われたいと思いませんか? 目的を持って愛されるなんてことを目指さないでね。
あなたは、運河の閉鎖端部を何というでしょうか?
間違った思い込み3 「太ってる子や美人じゃない人は、一生一人ぼっち」
ウソだよ。自慢じゃないけど、私、この体型ですが一人ぼっちだと思っていません。男性が女性と一緒にいたいと思ってしまう魅力ってなんだと思う? だんだん、みんな気づいてきた、外見だけじゃダメだってこと。心っていうものが、コミュニケーションってものが大事だってこと。外見だけでは済まないもっと大きな魅力があるってこと。
太め女性恋愛応援カウンセラーを名乗っている私のところに、スタイル抜群のモデルのような美人がたくさんやってきます。そして、泣きます。「私はずっと一人でした」と。たとえば私のように太っているというコンプレックスがあるとき、「太っているからうまくいかないんだ」って思いやすいけど、そうじゃないんだよ。それだけの理由ということは、まずない。いろんなことが重なってるんだと思うよ。でも、そのほとんどは、間違った思い込みなんです。
間違った思い込み4 「恋愛してないなんて言えない」
こんなふうに思ったことある人いるんじゃないかと思います。恋愛できない人は女性としての魅力がない、価値がない、とかね。恋愛していない私は、「男の人から見てダメな女なんだ」と。だから、お友達に「彼を紹介してよ」と言われると「彼、忙しいから」って。いないのに、そう言っちゃう。または「私は男みたいな人と一緒にいたくないの」って強がっちゃう。「私、独身主義なんだ。仕事の方が楽しいしね」とか言っちゃう。そのせいで、恋愛を遠ざけてしまうこともあるのにね。
「恋愛できない」は、女として何か足りない、魅力的じゃないんだ、という思い込み…違うからね。恋愛してなくてもいいんです。恋愛は、恋愛でしかない。人生の一部に恋愛はある。でも、恋愛してないから人生がダメになったなんて思わなくていいんだよ。人生にはいろんな側面があります。一人を楽しめる女性が、やがて恋愛もう。だから、あえて「間違った思い込み」として伝えたいと思います。運命じゃないよ。
間違った思い込み5 「告白するより、告白される女性の方が立派」
告白される女性の方が価値が高い、魅力的だ、と思ってませんか? これも間違いです。告白しても、されてもいいの。どっちが優秀だとか優秀じゃないなんてないんだよ。覚えといてください。幸せになれれば、どっちでもいいの。結果重視でいきましょう。恋愛は勝ち負けじゃないんだよ。先に好きになった方が負け…なんて思わないでね。
間違った思い込み6 「癒し系の女性にとって、やっぱ外見て重要」
癒し系のタレントさんて美人でかわいい。そういうふうに思ってる人、多いかもしれません。私、『癒し系の女性になるヒント(青春出版社)』という本、書いてます。あるとき、ネットで「癒し系の女性」で検索したら「羽林由鶴」がトップでした。優香じゃないよ、私だよ。これがリアル。本当の癒す女性は身近な女性です。
特別な子が男性を癒すんじゃないよ。あんまり美しすぎたら、男性だって気が抜けない。ちょっとゴロンとひっくり返るわけにいかなくて正座しちゃうよ。外見より重要なことがある。癒してあげられる女性は、自分が癒されてないとダメだよ。自分が癒されてないのに癒してあげようとすると都合がいい女になっちゃうよ。だから、癒し系の女性は自分が癒されてないとダメなの。だから私なの。分かる? そこらへん重要です。フツーの人でいいんです。フツーの人がいいんです。癒し系の女性になりたければフツーの人がいいんです。
医療業務が好きな人
間違った思い込み7 「彼のためにできるだけガンバる」
愛されるために一生懸命、努力することが大事って思ってませんか? お料理を作ったりお掃除をしたり、一生懸命かいがいしく彼の世話をする。やりたいのは彼のお母さんになること? 違うよねぇ。
本当の自分が、一生、人生楽しくやるパートナーとしての相手を見つけるならば、努力はしない方がいいんだよ。努力をしなければ、つきあってくれないような相手、一緒に暮らせない相手なんて、こっちから捨ててやった方がいい。
女だから掃除をしなければいけない。料理を作らなければいけない。私は、女の前に「私」です。それでいいの。決してわがままではない。もし、わがままだと言うなら押し付けた男の方がよっぽどわがままだよ。それを忘れちゃいけない。
本当に自分がオンリーワンとして愛されたいと思うなら、ありのままでいてください。料理ができなくてもいいじゃん。彼のためにやってみたいと思う人がやればいいの。料理ができないって開き直りましょうってことじゃない。でも、できないのにムリしてガンバってやらなくても、恋愛はできるよってこと。
それに、大変そうな顔しながら一生懸命やられたらウザイ。重いの。相手からするとね。「なんだよ、母ちゃんみてぇだな」と思い始める。ムダな努力だってことなんです。男の人にしなきゃいけないのは、そういう努力ではない。ここ、間違えないようにね。
間違った思い込み8 「嫌われないように、相手を満足させるために、ガマンもしかたない」
そんなふうに思ってませんか? 自分がいつも折れている。謝っている。やりたいことは後回しにさせられている。もし、そんな恋愛を続けるならば間違いなくストレスです。ガマンを強いられてる恋愛なら、やめた方がイイかもよ。「そんなガマン、あと何年続けるつもり?」ってこと。ガマンを強いられた人生なんて早く年取っちゃうよ。好き放題やってた方がアンチエイジング。若くいられるからね。
間違った思い込み9 「私の周りには男性がいない。出会いがないから恋愛ができない」
人の頭は、自分に関係、関心あると思うこと、自分の悩みとか感情に密接に繋がっていることは、脳がキャッチしてしまう。ということは、出会いがないと言ってるだけでは、出会いはスルーしてるかも知れない。どんな人と出会いたいか、どんなパートナーになりたいか。そのことが頭にあるとキャッチできるようになるんだよ。そうすると、ちょっとした会話のなかでも、この人は子煩悩そうだとか、お料理できるんだなんて聞こえてくると、もうちょっとしゃべりたいなぁっていうふうに思ったりします。自分の出会いは自分で作れるんだよ。だから「出会いがないから恋愛ができない」は、もったいないかも知れないね。
間違った思い込み10 「恋愛は運命だから自分の力ではどうにもならない」
こういうふうに思っている人もいるかも知れません。女性は占いも好きだし、運命だ、前世だと聞くと納得する人もいるかもしれませんが、私が思うのは、運命と決め付けたらもったいないよってこと。自分の恋愛はこういうふうになりたい。そう思ったら、していけると思ってる、私は。運命だという人がいるのは知っている。だけど、私はそうは思わない。私の経験からいけば、自分のやりたいように、なりたいようになるんじゃないの? って思う。だから、あえて「間違った思い込み」として伝えたいと思います。運命じゃないよ。
どのように私は20ポンドを得ることができます
幸せになるために───過去や現在にとらわれないで。
「オンリーワンとして愛される女性とは、どんな女性か?」過去〜現在〜未来を考えたとき、どんな過去があっても必ず幸せになります。どんな現在だとしても必ず幸せになります。どんな未来かだけをはっきりさせることができれば…。
ちなみに私、DVの被害者です。元夫はDVの夫です。幼稚園の頃から私は太っていることを悩み、あげくの果てに、いい出会いなんかできないと自分で決めて、自分を追い込んで、私と結婚してほしいって言ってくれた人なんていなかったので、この人しかいないんだと思いました。その元夫のために私は身体を悪くし、死にそうになったことも何度もあります。日々、生きてることが苦しかった。私の過去です。
危篤状態になったこともあります。そのあとに、それがあったがために思ったのは「あとの人生は好きにやろう」といこと。そして、そのあと離婚して、いまの夫と出会うわけですけれど、要するに、何かがあったから、これから先もう絶対ダメは、あり得ないってこと。生きてる限りね。
過去にどんなことがあったとしても、これから先は関係ないよ。そう思えたときに関係なくなるよ。後悔も反省も必要ないんだよ。「これから先、自分がどうなっていきたいか」だけを考える。私、あの当時より体重が増えました。年を取りました。×が増えました。でも、私、できてるんだよ。だから、みんなに言いたい。いままでの過去がどんなであっても、いま現在がどんなであっても、関係ない。これから先に自分が何をやりたいと思えるか。何をやろうと決められるか。そしたらそこから先は作っていけるんだよ。
ウソじゃありません。私がやったことは、私だからできたことじゃない。たまたま偶然、運がよくてそうなったんじゃない。なぜかと言ったら、私のところにカウンセリングに来て多くの子がそれをやっているから。頭さえ切り替えられれば、いろいろな人が実現してるんだよ。別に外見を変えることはない。何かをコンプレックスとして思い悩むことはない。それよりも、これから先どうなっていきたいか。それを見つけることの方がいいんじゃないの?
自分のやりたいことは、自分で決める。
自分のやりたいことを自分ではっきりさせる。そうすると、何をしても満足できる。そのために行動するのは頭が勝手にやってくれるよ。明日、早く起きようと思うと早く起きられることって多いでしょ? それがワクワクドキドキすることだったら勝手に目が覚めちゃう、なんてことはあるでしょ? ポイントは、楽しんでやれるということ。楽しんでワクワクドキドキしてやっていることは、へこたれません。疲れません。もっとやりたいと思うので技術が向上します。逆を言うと、やらされてると思うこと、やらねばならない、やらないとマズいと思うことについては、人は力を出せません。上手くできないってことね。ストレスになり、自分を傷つける材料になってしまう。だから、私、こんなことできないなぁ、なんて言わなくていいよ。これからの私は別人だと思っていいんです。別人になれっていうんじゃないよ、別人だと思っていいんです。そして、自分の望みをまず具体的にする。それができて、「私、すごいんじゃない?!」ってワクワクドキドキできたら、それは現実になります。いままでできなかったからこそ、ホ� ��トになるんだよ。
私の幸せ感…
特別な、すっごく幸せということを狙わないこと。以前は、高いものを狙って生きてきたように思ってます。いまの私のいちばんの幸せは不安でない毎日。まぁまぁ楽しいな、ワルくないなっていう毎日です。
コンプレックスは克服する?…
コンプレックスは少なからず誰にでもあります。ほかの人は「そんなのいいじゃん」と思うことだって、本人にとってはコンプレックス。私は、太っていることを大好きだなんて言えません。やせたらこんな服も着られるのになぁなんて思うことだってあります。要するに克服しようとしちゃダメってこと。太ったままでも未来に期待していいんです。やせなくては未来がないわけではないんです。コンプレックスを克服しようとしなくなったとき初めて、自分が何をやればいいか、何をやりたいかが見えてきます。それができるようになると、なんとなく、いいかなって思えてくる。だから、コンプレックスを克服しようとしないでね。
友だちとしては好きだけど…
「でも、彼の好きとは違う」という言い方をする人がいますが、恋愛でも結婚でも、その「好き」は別の「好き」じゃないよ。「好き」は進化して成長するんだよ。だから最初は、この人キライじゃないなくらいのところから始まって、仲良くして、いろいろな話しをしていって、前よりもっと「この人とは気が合うな」と、だんだん成長してきます。だから、いろいろな「好き」を見極めようとしなくていいし、ムリして誰かを好きになる必要はないです。恋愛をしなければいけない。そんなふうに思わなくていいよ。恋愛をしたくなったとき、すればいいんだから。
年下の男性とつきあうとき…
不安を感じるなら、やめた方がいいと思います。女の人が年上の場合、間違ってしまうのはお母さん、お姉さんをやってしまうこと。そうすると、相手の男の人は心地いいので一緒にいたいと言い出しますが、一生それをやっていくと大きな子どもを育ててしまうことになるので危険です。でも、いま仲良くお付き合いしているのに、女の人が不安がってばかりいると男の人はイヤになる。なぜかっていうと、自分の愛情を信じてないのかなと思うから。
太ってる女の子が、「いまは私とつきあってくれてるけど、痩せてる人が来たら彼女の方に行っちゃうよね?」ばっかり言ってるとホントにそうなります。「やっぱりやせている女性のほうがいいのか…」と思ってしまいがちだけどそうじゃない。ただ自分の愛情を信じてくれない女性を男性は愛し続けられないだけなんです。だから気をつけてください。いまは私とつきあってるけど、若い子が来たら…って言ってると、ほんとに若い子の方に行っちゃいます。自分が年上だからって引け目を感じるなら、その恋愛は続かない。そういうことを怖がるなら年下の男性との恋愛は向いてない。年上の自分を好きって言ってくれるってことは、私が魅力的だってことだと思って、受け入れてほしいんです。それが、いい恋愛、いい人生にな� ��からね。
私が夫に愛されている理由…
私らしくいることがいちばんだと思っています。要するに、相手の顔色を見て気を遣わない、ということ。私が私のままいるので相手はすごくラク、だと思います。夫とはケンカすることもしょっちゅう。怒っているときは本気で怒ります。その分ためこまないのですぐに仲直り。さっきのけんかの原因はなんだっけ? なんてこともよくあります。夫は、私の脳が好きって言います。「脳みそが好き?」最初聞いたときは「?!」って。でも、脳だけが、他の臓器のように人工のものや他人のものと入れ替えが利かない。脳だけが"ユズッち"そのものなんだよっていう言い方をします。だから僕は「この脳が好きなんだ」って。
皆さんにとって何がオンリーワンのポイントになるかは、正直、分からないけれど、自分らしくいることで「だから、君がいいんだよ」という人が最後に一人残ればいいと思ってください。だって、ズーッと一緒にいる人なんて一人以上いたら迷惑だもん。そうでしょう? トラブルの元です。だとすればホンモノを残すのがポイントだよ。ホンモノっぽいのを残して苦しんだ経験があるから言うんです。自分のホンモノが出てくるまで、自分でいてください。それがいちばんいいと思います。
今日は楽しかったです。ありがとうございました。
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